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スキンシップが母性を育む
赤ちゃんとのふれあい/インファントマッサージ(vol.2 読者投稿からの取材、掲載記事の紹介です)


ご存知ですか? インファントマッサージ     

ビーマムメッセージを読んで、すごくよい雑誌だと思いました。
私は助産婦であり、一人の子を育てている母です。
前号の『あかちゃんからはじまるもの』を読んで、共感を覚えました。
最近、私はベビーマッサージのインストラクターのライセンスをとり、今後、Babyマッサージ教室開設を考えています。
このベビーマッサージは、国際インファントマッサージ協会日本支部の指導によるものですが、その効果としては親子の絆を育み、お母さんのホルモンの分泌を促し、母乳育児の推進や本来の母性の発揮にも役立つというものです。
ここ最近のニュースでは、幼児虐待、犯罪の低年齢化など、目を覆いたくなる事件が多いのですが、『このマッサージをたくさんのお母さんに知っていただくことで、明日の未来を担う子どもたちの健やかな成長に少しでも役立ち、やがてはこうした事件の予防にもつながれば‥』と願うものです。 < 千葉県、西平里恵さまのお便りから


早速、取材してお話を伺いました  2000.9

 西平さんよりファックスが届いたのは7月の終わり頃。母性の特集をしている本誌に実際の育児現場からこのような便りが届くのは興味深いもの。さっそく西平さんを訪ねてみました。
 ご自身が助産婦という西平さんは、昨年の出産を機に仕事においても得たものは計り知れないようです。
 お子さんの正太くんは1歳。感情も豊かにしゃべりはじめようとする表情が印象的です。好奇心旺盛に語りかけてきては、屈託の無い笑顔で愛想を振りまいてきます。ここは育児現場。
 ヨシッ!トモダチニナレ。
 いっしょに遊び始めると、これで正太くんのご機嫌もよく、

お母さんの話もしっかり聞けそうだ。
(‥‥‥、帰りにはイヤだヨ!と泣き出してしまった正太くん。またいつか、遊ぼうね)

さて、本題のスキンシップ。
現代社会においては特別の意味も含まれてきているようです。
 母性やスキンシップ、母子のきずなは『女性なら当たり前』と思われる自然教育は、核家族主体、女性の社会進出の進む時代では、あてはまらないのです。赤ちゃんの抱き方さえ分らないという父母も多いとの話も聞きます‥。
 だからこそ、それを得るための方法、指導と実践、そして母親の学習が、その価値を大きく広げる時代なのでしょう。


infant massage

気持ちよく裸になったら、お母さんはマッサージオイルを準備。

※マッサージオイルは一般市販の太白のごま油(無色透明)が推薦されている。
天然成分にこだわってのことで、世界のベビーマッサージの歴史でも食品系の
オイルが使用されている様だ。

正太くん、元気ですかァと、声をかけながら足マッサージ。

※詳しいマッサージ方法は『インファントマッサージ』を
参考にしてください。現在英語版のみ、インターネットで
検索を。

もう、気持ちよくてたまんない。見つめあってのお腹、胸マッサージ。

お腹の調子もグーンとよくなるんだって。すっかり満足の正太くん。背中も気持ちいいね。パパちゃんもやってもらいまちゅか?....カメラを持つパパにも満面の笑み。パパも思わず、イイナぁ。
パパのカメラに笑顔で応える正太くん(生後10ヶ月の頃)。


抱きグセという言葉は廃止しよう

Heart & Safety Nets 1999.10産婦人科窓口調査で、あるドクターから『だきぐせ反対。抱きグセという言葉自体を廃止させたい』という強いメッセージが届き、共感を覚えたのも比較的最近のことです。

 グッドタイミングで、スキンシップの話ができそうです。

※げんこつやまのタヌキさん、おっぱいのんでねんねして だっこして おんぶして またあした .....歌にもあるようにだっこもおんぶもスキンシップ。抱きグセ/スキンシップは育児現場の常であり、これを反対したり、やめたりするのは仕事放棄もの?!と、編集部は考えています。ただし、しつけや教育はまた別の大切な話ですが。


歴史は古くテーマも永遠

 実は歴史は古く、育児をする上で人は過去にもいろいろと実験をしてきたようです。

 古くは7百年以上も前のローマ帝王が、赤ちゃん(子ども)は大人の話声や子守歌を聞かずに育つと、どんな言葉を話すのか?それを調べるために、数人の赤ん坊を家族から引き離して乳母に預け、最低限の授乳や入浴だけをして、抱っこや愛撫をさせなかったところ、なんと、赤ん坊は言葉を話す以前にみんな死んでしまったとのこと。

 『愛撫してやらなければ子どもは生きてゆけない』

 と、歴史家が書き残しているそうな(そんな記事が、ニューズウィークの日本版[0歳からの教育&4歳からの学習]に載っていました)。

 さて出産後、あなたの育児。泣き叫ぶわが子を前に、どうしますか?

 だっこして、スキンシップしてマッサージして、子どもの笑顔を見ていっしょに微笑むか、わけも知ろうとせず、ただヒステリックにしかりつけますか?


母性を育む

 この選択は、いつの時代にも共通の母子間のテーマ、そしてより母子の強い絆を育てるのがスキンシップ。

 では、なぜ母子のきずなが大切か。そこから引き出せる答えは尽きません。大きくいえば愛をはぐむみ、社会構造や老後までをかえるものです。

 インファントマッサージの方法など、詳しくは専門家へのアクセスを!


マッサージ、その具体的な効果として●赤ちゃんのリラックス効果
●五感の発達
●夜泣や愚図つき、便秘の解消
●お母さんの母乳育児の推進
●母性の発育
 などがあり、
母と子の絆も強まり、赤ちゃんの訴えが分るようになるため、育児が楽しく、楽になります。このことはその後の子育てにも役立つことです。


赤ちゃんとのスキンシップ/マッサージ ■国際インファントマッサージ協会 1981年、ヴィマラ・マクルアーによってアメリカで創設されました。創始者のヴィマラ(米国人)はインドで看護婦をしていましたが、インドでは、子どもが生まれると、その家のお婆ちゃんが、赤ちゃんにマッサージをする風習があり、それが貧困の中にあっても子どもたちがすくすく育つ要因ではないかと考え、この理念をアメリカに持ち帰り、インド伝統のマッサージ法に加え、リフレクソロジー、ヨガ、スエーデンマッサージなどの手法を取り入れたインファントマッサージを新しい育児法として提唱。青少年の凶悪犯罪など、様々な子どもの問題に悩まされていたアメリカでは、自分たちの育児法に問題があったことの反省と、マッサージの効果の研究結果もあいまって、全米に広がりはじめました。そのテクニックは、ヨーロッパ各地にも普及し、今では政府公認のプログラムとして活用されるまでに至っています。現在、デンマーク、コペンハーゲンに国際本部事務局を構え、33ヶ国で活動する国際組織です。日本支部は1998年10月のI.A.I.M.国際会議において承認され設立した組織です。現在、日本インファントマッサージ協会(J.I.A.M)が普及インストラクターを育成し、その普及活動に勤しんでいる。

 ■日本インファントマッサージ協会(J.I.A.M) 日本インファントマッサージ協会(J.I.A.M)は、日本でのインファントマッサージ普及のための指導を専門的に行なっている。スキンシップマッサージとはいえ、指導には専門的な知識が必要とのこと。講習会場でのみ習得できるノウハウが大きいようだ。※ただし、助産婦さんや看護婦さんが医療現場のサービスとしてインストラクターの資格を取得するケースだけでなく、ビジネスとして紹介され、一般の母子指導が有料化されている反面、組織構造・資料等の不足が残念なところだ。

 その他、■ベビーマッサージ、■ベビービクス、■タッチケア研究会 などがあります。
                       ※タッチケアは小児保健協会会長の前川先生が主宰のもので、資料的に充実しています。●インファントマッサージとは、国際インファントマッサージ協会(I.A.I.M)/International Association of Infant Massage呼称の呼び名。

本誌編集に関するお問合せは/03-3397-5877( BeMamMESSAGE)まで

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