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渡辺菜穂子

私たち50人の出産体験記/シオン発行より


  私は、3才と7か月の二児の母です。第一子は帝王切開、第二子は自然分娩。私の経験が、逆子の妊婦さんの励みになればと思い筆をとることにしました。

 第一子は、結婚4か月後に妊娠しました。つわりも軽く、経過も順調でした。安定期に入ると、子どもの洋服やおくるみなどを作り、家事以外に特に運動はしていませんでした。出産は、実家のある福岡に里帰り、病院は実家の近くの今流行のホテルの様な産科医院を予定しました。

 お腹も大きくなり、そろそろ里帰りも近くなった29週目の健診日に、逆子と診断されました。

 その時は、体操すれば簡単に戻ると思っていました。しかし翌週の健診でも逆子のままでした。先生はお腹の上から赤ちゃんを動かしてくださいましたが、赤ちゃんは、全く動きませんでした。先生は「逆子の場合、病院によっては、帝王切開する所が多いけど、こちらでの出産が可能であれば、赤ちゃんがまだ小さいうちに入院し、逆子のまま自然分娩できます。

 第一子だから次のことを考えて、自然分娩を勧めます」と言われました。自然分娩で出産すると信じて疑わなかったものですから、まさか自分が帝王切開になるなんて、信じられませんでした。家族とも相談し、私自身も迷いましたがやはり福岡に帰ることにしました。帰ってからも逆子のままで、医師も自然分娩には消極的で、母体と胎児の安全を優先させ、帝王切開で出産することになりました。手術は、予定日に行われ、3,428グラムの女の子を出産しました。麻酔で朦朧とした意識の中で産声を聞き、無事に元気な子どもが産まれて、良かったと思いました。

 それから1年7か月後に、2人目を身籠もりました。逆子でなければ、次は自然分娩で産みたいという思いが、日増しに強くなっている頃でした。ちょうどその日は健診(17週目)の日で、待合室で読んでいた雑誌でマタニティ・ヨガのことを知りました。

 そこには、大きなお腹でヨガ(ブリッジの様な)をしている写真が載っていて、全く運動をしていない私は驚いてしまいました。

 船橋から教室まで1時間半、2才の子を連れて通うのは大変でしたが、2時間のレッスンの後は、体は軽くなり、それまでの腰痛はすっかり治ってしまいました。出産は、自然分娩の途中でも帝王切開に切り替え可能な施設のある病院で、知人に紹介状を書いてもらえる、総合病院を決めました。医師との信頼関係が大切なので、早めに福岡に帰ることも勧められました。

 食事の細やかな指導もあって、ついつい片寄りがちだった我が家の食生活も、バランスの良い食事になりました。そのせいか、1人目の時は7キロ、2人目は5キロの体重増加でした。ヨガ教室に通い出してから2か月、里帰りも近くなった健診日(28週)に調べると、またもや、逆子!、落ち込んでいる私に、助産婦さんは、「何度妊娠しても逆子になるお母さんはいらっしゃいます。子宮の形があるのかも知れませんネ」と、一度は自然分娩で出産をという願いも叶えられないものになってしまったと、増々落ち込んでしまいました。その翌日に最後のヨガ教室に行き、逆子だったことを報告したところ、逆子をもどすポーズを教えてもらいましたが、私はすでに自然分娩を諦めていました。その気持ちが先生に伝わったのか、帰り際に、「渡辺さん、ダメヨ、絶対に自然分娩で産むって思ってないと」と背中をポーンとたたかれました。

 福岡に帰り、医師に希望を伝え、取りあえずは逆子をなおしてからということになりました。しかし、赤ちゃんは逆子のままでした。2週間後の健診でも変化は見られませんでした。さすがの私も弱気になってしまいましたが、その度に先生の言葉が思い出され、思い直すという繰り返しでした。

 その願いが、お腹の赤ちゃんに通じたのか、34週の健診の日「動いてるよ、逆子がなおってるよ」。医師も、私と一緒に喜んでくださいました。本当に信じられなかった。それからは、自然分娩に向け、予定日の3週間前から子宮口を柔らかくするホルモン剤を打ち、年が明けた1月5日の未明陣痛が始まりました。入院時の子宮口の開きは3センチ、それからが時間がかかり、傷口の負担を少なくするために風船で子宮口を開き、その後人工破膜(羊膜を外科的に破る処置。陣痛を促進させるために行うこともある)させました。分娩所要時間は18時間とかかったものの、ヨガの呼吸法のおかげで、上手にいきむことが出来、会陰切開せずに出産出来ました。2,902グラムの待望の男の子でした。

 2人の子どもが無事に出産できたこと、それだけで満足なのですが、自然分娩での出産は陣痛が大変なだけに、産まれた時は感動しました。

 私と同じ様に逆子の妊婦さん、運動不足にならない様に、信頼できる(自然分娩に積極的な)医師を探し、そして最後まで諦めないで、是非、自然分娩で頑張ってください。

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