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高橋千賀子

私たち50人の出産体験記/シオン発行より


 長男5才、長女3才、3人目の出産をあと数日後にひかえた臨月ママです。ふたりとも元気かつ個性的に、3人目も順調で家の近くにある青柳助産院で出産する予定です。

 さて妊娠、出産といっても十人十色です。私の場合ひとり目の時は破水から始まり人並みに12時間かかりました。けっこう陣痛がきつく、食べものも水分も摂ることが出来ませんでした。いざ分娩となった時には力がでませんでした。その教訓を生かして次の時は陣痛がきたら、とにかく食べようと心にちかっていました。

 予定日を1週間後にひかえた夏の日、今日が最後のクラスになると思い長男を実家にあずけてヨガに行きました。(2日ほど前におしるしがあったのですが、ふたり目ともなると母親もかなりカジュアルになってきます)ヨガを続けていると不思議なことにお腹が大きくなる程精神的には充実し、身体は軽く感じられます。いつも通りエクササイズをおえて「これでいい陣痛がくるといいね」などと冗談を言っていました。

 出産をひかえ力をつけようとお昼は渋谷の公園通りにあるすてきな焼き肉屋さんに長男と母と行きました。おいしくいただいていると、なんとなく下腹の方がしくしくします。しかし食欲の方が優先します。おいしいね、イタタ、おいしいね、イタタ・・・・。無事食事をおえて公園通りを下るころにはかなりしんどくなってきました。

 渋谷の実家につきシャワーをあび、髪の毛を洗って横になると、なんと5分おきにお腹がいたくなります。規則的な子宮の収縮、これは陣痛です。タクシーにのって(実は車の中でも私は痛みと闘いながら片手にバナナを持ち食べていました)広尾の日赤医療センターへ。病院につき雨森先生に診ていただくと「あれ、おめでとうございます。もう全開ですよ、お母さんすぐ分娩室に行ってください」とのこと。

 「えっ、ほんとうですかあの私、お部屋で産める所、予約してあるんですけれど」。雨森先生「すぐ産まれますからもったいないですよ、また今度ね」。うっ、さすができた先生ですね。そのまま分娩室に直行、1時間ほどで3,300グラムの女の子を出産しました。なんとヨガのレッスンをして4時間後に赤ちゃんが出産という事になりました。ひとり目のことを思うとほんとうに早く、主人も急いで病院にかけつけ、やっと初対面に間にあいました。公園通りでのちょっぴり痛かった思い出話です。

 3人目は「ゆとりをもって、美しい出産」が目標ですが、どうなることでしょう。

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