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妊娠も妊娠中のことも計画的に考えるといいですね

至誠会第二病院

相羽小百合

BeMam vol.3

 まず薬のことをお話しましょう。

 皆さんは今、正常に妊娠が進んでいることとは思います。でも次の妊娠のときを考えて聞いてください。

 結婚して、夫婦の生活があれば、妊娠はいつあってもおかしくはありません。ですから、風邪をひいた、それ薬、歯が痛いから鎮痛剤、頭痛だ、薬というのは、関心したことではありません。妊娠に気がつくまでに、妊娠はもう進んでいるのですから。生理不順の人、不妊症の人もですね。

 私のところにも「妊娠がわかる前に風邪薬を飲んでしまった」という方がよくみえます。うっかりは通用しません。『結婚』したら『妊娠』をいつも考えておいてください。

 妊娠をしている人も薬には、要注意です。「妊娠したら薬は飲まない」くらいの気持ちを持ってほしいものです。少しくらいの痛みだったら、がまんをしてみましょう。

 妊娠中に風邪にかかる人は意外に多いものです。そしてやっかいなことには妊娠中はかかりやすく、なおりにくいものですが、やはり薬は避けてください。

 重い風邪薬の中には、お母さんが飲んだために、子どもの歯が蛍光燈のように光るという害まであるのです。

 もし、どうしてものときは、お医者さんへ。妊娠していることを、はっきりと告げて診察を受けてください。お医者さんは十分に考え、答をだしてくれるでしょう。

 妊娠中の方からは、栄養剤とか、カルシュウム剤を飲んだほうがいいでしょうか。という質問もよく受けますが、あえて飲む必要はありません。偏食なく食べれば、それで十分です。カルシウムも、薬ではとり過ぎてしまうこともあり、お産のとき苦闘をします。食物でとることを考えてください。

 つぎに、分娩時の夫立ち会いについてお話しましょう。私のいる病院では、3年前から実行しています。妊婦さんが、一人のときより、精神的に落ち着いて、がんばる気力が生まれていいようです。生まれた赤ちゃんも、聞きなれたお母さん、お父さんの声を聞いて安心するようです。

 もし、ご主人が立ち会い分娩を希望するなら、分娩室が清潔区域であることをまず考えてください。つぎに、すくなくとも母親教室の呼吸法の時間だけでも、受講をしてください。

 お母さんになられる人は、陣痛から分娩時の呼吸法を自宅でも練習しておくといいでしょう。

 私も子どもを初期の呼吸法を利用して分娩しました。個人差はあると思いますが、呼吸のほうに気をとられるのでしょう、確かに痛みは和らぎました。

 それと、お産の進行状態もまえもって知っておくといいでしょう。

 お医者さんがこういってるから、いまはお産がここまで進んでいる。もう少しだなとわかれば、何も知らないよりずっといいお産になると思います。

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