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●新しくお母さんになる方に
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気になる言葉のクローズアップ
分娩に関する用語をピックアップ解説しました
INDEX
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陣痛促進剤
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陣痛促進剤は、薬で子宮を収縮させて人為的に陣痛を起こす薬です。
使用する時期によって、「誘発剤」と「
促進剤」と呼び名が変りますが、薬は同じものです。
誘発剤は、出産予定日より大幅に遅れているときや破水してから数日過ぎた場合など、放っておくと母子に危険があると思われる場合に用いられます。計画的に出産日を選ぶために使用する場合もあります。
促進剤は、分娩中、陣痛が弱くてお産が長引く場合に用いられます。
お産は本来自然の巧みなメカニズムにもとずいて行われるものです。微弱陣痛もそれなりの理由があり、母体が分娩を受け入れ、硬い子宮口が柔らかくなるのを待つため、ゆっくりしたリズムで歩調をあわせているのかもしれません。自然に生まれることが第一です。ただあまりに長引くことが母子ともに負担になると思われた時に、促進剤は有効に使用されます。
陣痛促進剤はとてもよくきく薬です。使い方を誤れば子宮破裂など事故が起きることは、マスコミの報道でもよく知られるようになりました。安易な使い方ではなく、本当に必要なときにのみ、慎重に、母体と赤ちゃんの様子を見ながら使用することが医療側に求められるでしょう。
妊婦もいたずらに怖がることなく、きちんとした知識と理解を深め、医師を信頼し、薬の恩恵を受けたいものです。
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会陰切開
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陣痛促進剤の使用の有無に並んで、自然分娩指向の妊婦が気にしているのが会陰切開です。
会陰は膣と肛門の間の部分のことです。
分娩時、会陰はホルモンの働きと赤ちゃんの頭に押されて柔らかく良く伸びるようになります。しかし、いきみすぎたり、出口が十分に広がる
前に赤ちゃんの頭が出てしまうと、会陰は簡単に裂けてしまいます。
会陰切開は「
自然に破れてしまうと、あとが縫合しにくいので、はさみで切開したほうが、縫目もきれい」という考えのもと、赤ちゃんの頭の先が出て、もう引っ込まない状態の時に、だいたい2〜3センチ切り開くものです。
会陰切開は、裂傷をさけるためのほかに、胎児の状態が悪く急いで出産させたいときや発達の遅い
胎児の未熟な頭の圧迫をできるだけ避けたいといったときに行なわれます。
会陰切開をするときは、ほとんどが局所麻酔をしますが、陣痛の痛みの方が大きいうえ、一瞬のことで、気がつかない人もいるようです。
縫合は赤ちゃんが出て後産が終わってからします。切開部分は特殊な手術用の糸で縫い合わせられ、4日〜5日後に
抜糸します。溶ける糸を使用していれば抜糸の必要はありません。
人によって異なりますが、切開後、本当に痛いのは最初の1〜2日、ひきつれた感じや排尿時にしみる不快感があったり、抜糸の痛さがあります。抜糸後はかなり楽になります。
会陰切開は、やはり傷をつけることですし、産後にその痛みが残ります。できれば切らずにすましたいものです。お産に時間をかけられ、また、切開行為が認められていない助産師たちは、会陰を上手に延ばす名人です。会陰を押さえながらお産の急激な進展を予防し、いきむ時を助言して、裂けないようにします。
助産師の腕の見せ所でもあるわけです。
会陰切開をするかどうかはどこで、どういうお産をしたいかという選択にもかかっています。
初産の場合は裂けることも多いので、会陰切開をするかどうかその病院の方針を
健診時にたずねてみましょう。
帝王切開と同じく、母子が安全にお産を終えるための補助手段としての役割をよく理解したうえで、出産に臨みたいものです。
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分娩台
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病院・医院の分娩台は、ベッドの上で妊婦が仰向けに寝る形のものが大半です。点滴剤や分娩監視装置などの医療器具につながれ、妊婦は体を動かす自由を奪われた状態で赤ちゃんを産みます。
妊婦にとっては苦しい姿勢ですが、医療措置や介護をする人たちにとっては働きやすい体勢です。近年、医療づけの出産を見直そうという機運の中で、出産を産む側の立場から考える動きも出始め、分娩台の見直しも始まりました。
アクティブバースのように、自然の摂理にのっとり、リラックスして、より楽な姿勢で産みたいという願いが、わがままではなく、当然のこととして受け入れられるようになってきました。
腰かけた状態で行う座位分娩は、上体を起こしているので、重力が胎児を引き出す手助けになります。仰向けの姿勢より不安が少なく、緊張感も和らぎます。最近はリクライニング可能な分娩台を設置する病院もでてきました。
より楽な、満足できるお産を求めて、分娩台の多様化は産院を選ぶときのひとつの選択肢になっていくかもしれません。
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LDR
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LDRは、Labour(陣痛)、Delivery(分娩)、Recover(回復)の頭文字です。通常、産院では陣痛が始まると入院室から陣痛室に移って過ごし、子宮口が全開になったら分娩室に移動、分娩後に入院室に戻るのが一般的です。
LDRは、それらの部屋に産婦を移動させるのではなく、産婦の立場に立って、一つの部屋で最初から最後までを行おうという考え方です。部屋は妊産婦が心安らげるよう、ホテルの一室のようなインテリアが施されたところもあります。冷たい印象の医療器具の並ぶ手術室のような分娩室ではなく、自宅で産むような感覚で陣痛前から慣れた部屋で産めるのは産婦に安心感をあたえるようです。
とはいえ、まだそのような設備を完備している産院は少なく、陣痛と分娩を一緒にした部屋をLDRと呼んでいるところもあるようです。
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■なにはともあれ、みなさん元気に出産に臨んでください■
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