ホームはじめての妊娠産婦人科のこと赤ちゃんのこと先輩ママのお話は…妊婦と美容/●サイトマップ

●●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●●
●●
●●●
●●
●●
●●
●●
●●









●新しくお母さんになる方に

『おぎゃー、おぎゃー』
 待望の赤ちゃんが産まれました。呼吸をしていくのに、大切な第一声です。
 産道をくぐって初めてこの世に誕生した赤ちゃん。生まれる時にはどれだけの体力を使うの?
 はじめて補給する栄養は、哺乳動物なのだから母乳がきっと一番。
 その中には大切なものが含まれているに違いありません。

<おっぱい、母乳のお話> INDEX

入院中の赤ちゃんの栄養は?

ミルク業者について

初乳を与える前に何か飲ませますか?

母子別室で母乳推進の授乳時間について

母乳指導について

新生児室について

ミルクを与える時に母乳のように工夫したいこと

哺乳の方針は? 退院後の母乳育児相談、母乳外来について

乳腺炎について

乳業メーカーへのコメント集

調乳指導について

最後に参考質問の結果をご覧下さい


入院中の赤ちゃんの栄養は?


 
『おぎゃー、おぎゃー』 

 はじめて補給する栄養は、哺乳動物なのだから母乳がきっと一番。その中には大切なものが含まれています。
 そこで入院中の赤ちゃんの栄養について、産科・産院施設に質問してみました。
 その結果をみると、母乳のみとの答えが案外少ないのに気がつきます。母乳に人工乳を足すとの回答が最も多く、次いで糖水を追加する時がある、との順でした。
 こうした結果をみていると、赤ちゃんへの栄養は、もはや母乳だけでは役立たずとの思いさえしてきます。
 本当なの? こうした先入観や意識を自然に持ってしまう現状はとても気になるところです。
 

初乳を与える前に何か飲ませますか?


 『初乳には大切な抗体が含まれていて、とても大切』という話を聞いたことがありませんか?
 きっと人類が過去から受け継いだ遺伝子上の大切なプログラムがあり、守られているものがあるのでしょう。
 そう考えると赤ちゃんにはじめて口にさせる=与える『もの』への注意も深まります。
 出産後は赤ちゃんをそばで休ませ、赤ちゃんがおっぱいを吸いたい時に吸える体勢をとり、初乳から与えていくのが一番の理想かしら?そんな察しがつきます。それにプラスしての今時の医療サービス。どんなスタイルが良いのか、一度、先生やスタッフに聞いてみたい。そんな思いを持つ方のために簡単に『赤ちゃんに最初に与えるもの』の設問を設けてみました。 
 糖水を与える、が一番多く6割、次いで母乳(母乳の前には何も与えない)、人工乳の結果でした。


母乳指導について


  産婦人科では助産師さんが母乳指導に熱心で、困った時にいろいろな相談にのってくれる。でも担当が違うと考え方も違うみたい。 
 そんなお母さんの声を参考に母乳指導の質問をしてみました。内容は、
1、院内全体で積極的にしている
2、女性スタッフが中心となり積極的にしている
3、母乳にトラブルがあり必要な時にしている
4、出産直後から赤ちゃんが欲する時に母乳を与えていれば母乳育児は楽である
5、母子の絆にも必要不可欠なメカニズムがあると考えている
6、健全な育児のためには退院後の指導も大切な役割を果たすと思う
7、人工乳を使用する時も母子の絆を深めるよう、考慮した方法をとっている以上の7つの質問です。
 ※7については意見を募集してみましたので、次に回答を紹介します。


ミルクを与える時に母乳のように工夫したいこと


●接触することが大切で抱きぐせはないなど話している。
(慶愛病院)
●母乳分泌不足や母胎管理のうえでミルクを与える場合でも、母親自身が自分を責めないでいられるよう援助している。
(中村病院)
●頻回に助産師が訪室。カンガルーケア、母乳や育児の為の共有カルテ(母とスタッフ)。
(健生病院)
●名前を呼んだり話しかけたりしながら与え、飲み終わっても10分位は抱いていてあげる。
(新野産科婦人科医院)
●目と目を合わせ(アイコンタクト)抱く時も愛情を注ぎながら人工乳をふくませる。
(産科小児科三井病院)
●原則として最初からは人工乳を与えないことにしている。
(河北病院産婦人科)
●専業主婦の母乳育児はアドバイスしやすいが、勤労している場合でも母乳をすすめ、断乳しない工夫を指導。
(毛利産婦人科医院)
●家庭訪問を時にしています。
(利根中央病院)
●舌のからめ方のうまくない児の場合、スプーン等で与え、乳頭混乱を避ける。
(原町赤十字病院)
●授乳専用の開発などブラジャーの問題は考えるべきである。
(ハッピーバースクリニック)
●継続ケアが必要、授乳期間中のトラブル・相談に対応。
(深谷赤十字病院)
●当院では母乳育児が殆ど。メンタルなフォローを退院後も行なっている。
(ワイズレディスクリニック)
●母乳が出なくても罪悪感を持たない様、指導している。
(小野産婦人科)
●必ず抱いて、充分なスキンシップを取りながら飲ませるように指導している。
(深江レディスクリニック)
●上手にだっこができれば授乳が苦痛でなくなることを指導。
(竹内産婦人科医院)
●母体に母乳を与えることが出来ない疾患がある時など、特に母児の密着を考える。
(産婦人科・小児科玉井病院)
●帝王切開で歩行できない時も車椅子で移動してベビー室でボトル哺乳させている。
(芦原病院)

 以下、同様の意見が多数寄せられました。


乳腺炎について


  乳腺炎についての質問や相談が結構あるとのことで質問を4つ用意してみました。

1、出産後赤ちゃんが欲する時にすぐ吸わせ、そのリズムを保つと乳腺炎は少ない
2、乳腺炎は案外よくある症状で、対策を考えている
3、予防する指導をしている
4、治療の方法についてはもっと研究してみたい

 産婦人科では明治、森永、雪印、アイクレオなどのミルクメーカーが連動して調乳指導や栄養指導が行なわれています。
 中には、お母さまに本来の母乳をしっかり与えてほしい、あるいはお母さまの希望で母乳以外の扱いを極力止めている施設もあります。
 そこで、次にミルク関連の質問をいくつか実施してみました。


調乳指導について


 院内で調乳指導をしているかどうか、その場合、乳業メーカーが調乳指導をしているのか、産婦人科院内スタッフがしているのか?
 乳業メーカーの場合は、どこなのか、そして退院時のミルクプレゼントは?
 これら質問をまとめて聞いてみたところ、

 ●調乳指導は回答中84%の施設で実施していて、その大多数が乳業メーカーによる指導
 ●企業別では、明治、森永、雪印、次いで交代制、その他の順となる
 ●退院時のミルクプレゼントは半数強の施設で実施
 との回答が得られました。

 これら設問には白紙回答も多く、退院時のミルクプレゼント実施施設などは、もっと多くの数値が予想されます。


ミルク業者について


 さて、ミルク業者については施設側ではどのように思っているのでしょうか?
 考え方や現状がわかるように具体的な4つの質問をしました。

 用意した質問は、
1、考えてみると業者の営業活動が母乳育児を妨げている
2、ミルクは本当に母乳に苦しむお母さんのための薬品的な扱いが好ましい
3、ミルクを希望するお母さんが多く、密接な関係が好ましい
4、産婦人科医療にメーカーの協力は大きく、密接な関係が好ましい
  の4問。

 その結果からは、2の薬品的扱いがよい、が半数で最も多く、次いで4の理由での密接な関係が望ましいが続き、1の回答も全回答者の2割近くにのぼることが分かりました。

 
今回、授乳と関連して気になる設問を2つ用意しました。
 一つは母子別室で母乳を推進する時の授乳時間。もう一つは新生児室についてです。


母子別室で母乳推進の授乳時間について


 母子別室で母乳推進の授乳時間について
 アンケートの結果からは、夜間でも推進しているが当然多く、お母さんが何時でも新生児室に出かけ授乳できるスタイルをとり、頻回に授乳するとの様子が分かってきます。
 また、夜間はミルクを使用している施設も多いようです。


新生児室について


 新生児室について産婦人科での入院部屋が個 室となり、母乳が推進されると新生児室のあり方に新たな見直しもあるようです。中には集合的な新生児室そのものを廃止する施設もあるとのこと。そこでお聞きしたのがこの質問。
 回答中の結果ではよい設備と答える先生が多く、機能的な設計でふれあいのコーナーとなっているものの、その管理方法の情報はもっと欲しいと考えているのが現状のようです。


哺乳の方針は? 退院後の母乳育児相談、母乳外来について


 前の質問とリンクさせ、母乳、ミルク哺乳の院内方針を質問したところ、全員が同じ方針とする回答が最も多く、次いでよりよい方法を考えたいとする施設も100を超えて回答がありました。

 産婦人科によっては母乳育児の指導が充実していて入院中、『母乳授乳がとってもうまくいったわ』と話題になる施設もあるようですが、退院後もいろいろなサービスがあるようです。
 そこで助産師外来や家庭訪問指導、院内母乳クラスなどについての実施状況をお聞きしたところ、助産師外来と今後サービスを深めたいとの回答が同率でトップに並び、院内でのクラス、助産師外来とつづきました。

 ◆母乳だけで子育てするママの割合いは?

 入院中、母乳だけで子育てをするお母さんの比率は、8〜9割が最も多く、回答施設全体では5割ぐらいでした。


乳業メーカーへのコメント集


 乳業メーカーへのコメント欄に寄せられた意見をコラムにまとめましたので参考にお読みください。
  
※ 中には驚きの意見もあり、この現実、本当にいいの?
●パンフレット等で母乳不足のみが強調されやすいので、本当の母乳不足でないときもMilkの追加が多くなる。
●病院へのサービスは不用と思う。
●昔は森永、最近は雪印とアクシデントがあり、今後の安全への努力を期待している。
●母乳がベストであることをお母さんたちに先ずよく理解させて下さい。それでも、必ずミルクを必要とするお母さん(ATL(+)など)はいますから、自社のミルクが何故母乳に近いかを、宣伝して欲しい。
●思い切って病院から手を引いてドラッグストアなどだけに営業してみたら?そしたらいらん誤解もなくなるかも!。
●母乳に近づけましたというより、母乳をこえましたと胸をはって言えるようなよりいっそうの研究を。
●タバコを吸う人は母乳が悪くなるとすれば、このあたりの研究を。
●ミルクより劣る母乳の人はたくさんいるはずだが、そのあたりを客観的に研究して欲しい。
●母乳には足りないものがあるからミルクを補いましょう、のような宣伝はしないでほしい。
●1回1回粉ミルクをとかなくてもよいように、ビンかパックでとどけてほしい。
●調乳指導ということばはあまりよくないのでは? 当院では調乳育児相談タイムとよばせていただいてます。
●母乳栄養をすすめるためには、どうしたら良いか、またその妨げになっているのはなんなのか、もっと勉強してほしい。安易にミルクを追加することをすすめないでほしい。


最後に参考質問の結果を


 あるドクターからの意見をみなさんに聞く形で、質問しました。
 内容は、
 『母性を感じはじめる時を産後の授乳時(おっぱいをあげる時)と答えるお母さんが多いのですが、今の産科施設やスタッフが母乳育児を遠ざけ母子の絆にマイナス面を投げかけて、それが幼児虐待や健やかな育児の妨げの原因になってしまったのでは?との意見がドクターからありました。これについては、どう思いますか?』
 というものです。

 産科施設にとっては、ちょっと迷惑かもしれない、こんな設問を設けたところ、同意する意見が100前後も寄せられました。この数値は、産科との関連性は薄いとする回答を超え、さらに母性のためにも母乳が大切、赤ちゃんが育つ本来の権利かもしれないと答える施設が240ありました。
 このことから、現場では、新しい時代の新しい指導、今時の女性に接していて伝えたいことが、反省をともなって考えられていることが分かりました。

 What's Next.です。


     ■さて、貴女はどんな母乳育児を予定していますか? なにはともあれ、愛情いっぱいの子育てを!■

Heart & Safety Nets        上に  閉じる   

Copyright2003 Cion corporation AllRight Reserved